【相撲メモ】2015夏場所新十両まとめ

大翔丸 翔伍(だいしょうまる しょうご=川端改め)
  • 本名:川端 翔伍
  • 出身:大阪府八尾市
  • 所属部屋:追手風部屋
  • 生年月日:1991年7月10日
  • 身長・体重:175cm・153kg
  • 経歴:明徳義塾中→金沢学院東高→日本大卒(2013年度全日本相撲選手権優勝(アマチュア横綱)など)
  • 初土俵:2014年3月場所(幕下15枚目格付出)
  • 得意技:突き・押し
  • 目標とする力士:遠藤(高校・大学の1年先輩であり、兄弟子でもある)
  • 四股名の由来:師匠がかねてから温めていた四股名で、「大翔」は師匠の現役時代の四股名「大翔山」より由来。
    「丸」は丸々とした体格に因んだ。
  • メモ:小学4年から相撲を始め、6年次にはわんぱく横綱となる。中学は明徳義塾中に「相撲留学」し、3年次には全国都道府県中学生相撲選手権で個人優勝。内部進学はせずにより高いレベルを求めて金沢学院東高に進み、ここで1年先輩である遠藤と出会う。その後遠藤を追いかける形で日大に進学し、4年次には全日本相撲選手権で「日大対決」を制し優勝。「アマチュア横綱」の栄冠を勝ち取り、同時に幕下15枚目格付出の資格も得た。
    日大の先輩である元・大翔山が師匠を務め、かつ遠藤が所属する追手風部屋に入門し、2014年3月場所で幕下15枚目格付出しで初土俵を踏んだ。この場所は5勝2敗として、続く夏場所、名古屋場所も4勝3敗としたが、東幕下4枚目の地位で迎えた秋場所は3勝4敗と負け越し、続く九州場所も3勝4敗と足踏み状態となった。しかし2015年初場所で6勝1敗の好成績を収めると、西幕下筆頭で迎えた春場所で5勝2敗として、少々時間はかかったが関取の地位を勝ち取った。
    新しい四股名の如く丸々とした体格を生かした突き・押しが持ち味。春場所で重傷を負い無念の途中休場となった兄弟子・遠藤は夏場所の出場が微妙な状況となっているが、尊敬してやまない先輩の分まで頑張りたいと息巻いている。
錦木 徹也(にしきぎ てつや)
  • 本名:熊谷 徹也
  • 出身:岩手県盛岡市
  • 所属部屋:伊勢ノ海部屋
  • 生年月日:1990年8月25日
  • 身長・体重:185cm・150kg
  • 経歴:盛岡市立米内中卒
  • 初土俵:2006年3月場所
  • 得意技:押し
  • 目標とする力士:勢(部屋の1年先輩にあたる)
  • 四股名の由来:江戸後期の伊勢ノ海部屋の大関で、岩手県出身の錦木塚右エ門(後の初代二所ノ関)より由来
  • メモ:入門のきっかけは当時の伊勢ノ海親方(元関脇・藤ノ川)から花巻市出身の四ツ車(最高位:十両8・2013年引退)の話を聞かされたことから。2010年初場所で幕下に昇進。翌3月場所で1勝6敗の大敗を喫し三段目に下がったが、1場所で幕下に復帰し以後は幕下に定着。2012年7月場所から四股名を本名から伊勢ノ海部屋および郷土の岩手県ゆかりの四股名である「錦木」に改名。この年の11月場所には7戦全勝で幕下優勝を果たした。
    その後時間はかかったが、西幕下2枚目で迎えた2015年春場所で十両の希善龍を破るなど5勝2敗の好成績を収め、入門9年目で遂に関取の座を勝ち取った。岩手県からの関取は前述の四ツ車以来7年ぶり。
    長身の大きな体を活かした押しが持ち味で、自身の四股名の由来となった錦木塚右エ門は大関だったが、「越えられるように頑張りたい。目標は横綱」と志は高い。
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