相撲用語辞典【や】
2016/6/5
- 櫓太鼓[やぐらだいこ]
櫓の上で相撲の興行を知らせる為に呼出が打つ太鼓
- 家賃が高い[やちんがたかい]
実力以上の地位に昇進して苦戦すること
- やまいく
病気やけがをすること。「病」(やまい)から転じた言葉。
- 山稽古[やまげいこ]
土俵以外の場所で行う稽古のこと
- 弓取り式[ゆみとりしき]
結びの一番の勝者に代わり作法を心得た力士が土俵上で弓を受け、勝者の舞を演ずる儀式。全取組終了後、打ち出し前に行う。
(千秋楽で幕内優勝決定戦がある場合は決定戦の前に行う。)
弓取り式は幕下以下の力士から協会が指名した者(横綱の付け人の中から選ばれる)が行い、協会所有(3月場所は東西会所有))の化粧廻しを着けて行う。
2016年5月場所現在は聡ノ富士(伊勢ヶ濱・日馬富士の付け人)が務めているが、有事に備え2名が指名されており、予備役として春日龍(春日山・白鵬の付け人)が務めている。
弓取り式を行う力士は幕下以下でも大銀杏を結うことが許される。大銀杏が結えない力士が弓取り式を務めることが出来るかは不明。
- ゆるふん
廻しを緩く締めること。
相手に廻しを取りづらくするための作戦でもあるが、「廻し待った」に繋がることもあるため好ましくない。
- 養老金[ようろうきん]
十両以上の力士が引退する際に貰う退職金。年寄(親方)の退職金についても同様。
- 世方[よかた]
(相撲界から見て)相撲界以外の人のこと
- 横綱相撲[よこづなずもう]
横綱が正攻法で危なげなく勝利すること。
- 横褌[よこみつ]
廻しの横の部分(横廻し)
- 四つ身[よつみ]
取組中、四つに組んだ体勢
- 呼出[よびだし] (詳細)
土俵上で対戦する力士の四股名を呼び上げる「呼び上げ」や、土俵作り、太鼓叩きなど競技の進行を行う裏方。
力士や行司・床山と同様各相撲部屋に所属する。